ザリガニの米国株と資産運用の日記

30代前半サラリーマン ザリガニによる米国株を主とした資産運用と日々考えたことを記すブログです。経済的自由を目指して!

投資

ESG投資とは?|バンガード社がESG指標に基づく2種類のETFを販売予定とアナウンスした話

2018/07/19 2018/08/01

こんにちは、ザリガニです。

 

皆さんはESGという言葉をご存知でしょうか?

ESGとは、 環境(environmental)、社会(social)、企業統治(governance )の頭文字を取ったものです。企業の長期的・持続的成長のためには、このESGの観点が重要であるという考え方が近年急速に広がってきています。

そんな中18年6月末に、バンガード社はESGの考え方に基づいて事業活動を行う企業群に投資するETF2種類を米国証券取引委員会に申請したとアナウンスしました。

 

今回の記事では、

  1. ESG投資とは何か?
  2. バンガード社が提供予定のETFはどのような内容なのか?

についてまとめました。

 

それでは、どうぞ。


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ESG投資とは?

ESG投資とは、持続的かつ社会的責任をもってESGの観点から事業活動を行う企業に投資することを指します。

ESG投資を行う上でどの企業に投資を行うかについては様々な考え方・指標がありますが、主に2つの考え方から評価できるといわれています。

考え方 定義
ポジティブ・スクリーニング/ベスト・イン・クラス ESGの評価指標を同業他社と比較し、高位の会社を含めること。ESG関連の問題について、好ましい影響を及ぼす企業活動を行っている会社を含めること。 天然資源や環境を保護したり、社会的理念・大義を推進するような会社
ネガティブ・スクリーニング 投資家のミッションや価値観に反する事業活動を行っている特定の会社・業界を除外すること。 武器・兵器、たばこ、アルコール、原子力発電、ポルノ、ギャンブル関連の会社・業界

ESGの評価指標には14のテーマから成る300以上の項目が設定されています。14テーマは「気候変動」「水」「生物多様性」「汚染・資源」「健康・安全性」「労働基準」「人権・コミュニティ」「消費者責任」「腐敗防止」「納税透明性」「リスクマネジメント」「コーポレートガバナンス」です。

引用元:GPIF ESG投資

 

更に、特定の業種は投資対象から除外されます。たばこ、アルコール、化石燃料、原子力発電、ポルノ、ギャンブル、武器・兵器関連の会社・業界などです。

 

参考までに、東洋経済新報社が行った日本の企業を対象に実施したESG企業ランキングのリンクを下記に示します。

 

投資において長期的かつ安定したリターンを獲得するためには、投資先の企業の価値が持続的に高まっていくことが重要となります。環境問題や社会問題を最小化しつつ持続可能な事業活動を行うことが、長期的な投資リターンを求めるうえでは不可欠です。ESGの要素に配慮した投資は、リスク調整後の長期的リターンを改善する効果があると期待できることから、投資額の大きい機関投資家でESG投資に対する関心が高くなってきています。

本邦においても、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は運用受託金融機関にESGを考慮して投資するよう求めていますし、国内株式を対象にしたESG指数を採用した運用も行っています。

 

バンガード社が提供予定のETF

今回バンガード社が発表したETFは以下の2つです。米国の企業群を対象としたETF、もう一つは米国を除く全世界の企業を対象としたものですね。

  • Vanguard ESG U.S. Stock ETF
    • 経費率:0.12%(予定)
    • 連動指標:FTSE US All Cap Choice Index(ESGの評価指標によって採用された大・中・小型米国株から成る時価総額加重平均型の指数)
  • Vanguard ESG International Stock ETF
    • 経費率:0.15%(予定)
    • 連動指標:FTSE Global All Cap ex US Choice Index(ESGの評価指標によって採用された大・中・小型米国株から成る時価総額加重平均型の指数。先進国及び新興国を含み、米国を除く。)
  • 除外対象の業界:アダルト向けポルノ、アルコール、タバコ、兵器、化石燃料、ギャンブル、原子力発電

バンガード社ではこれまで類似のETFとして、FTSE4グッド米国セレクト・インデックス連動型のVanguard FTSE Social Indexファンド(VFTSX)を販売しています。このVFTSXは米国でESG対象のETFとして最大規模のETFです。

FTSE4グッドインデックスは世界主要企業3000社を対象としています。近年急速に普及するESGについて、今日では11,000社を超える企業がESGに関する情報を開示しています。バンガード社は、真にESGに取り組んでいる企業を対象とし、低コストかつ多様な企業群から成るETFを投資家へ提供したいと考えているようです。ESG関連のETFとして最安の経費率となる見込みです。

これらのETFは2018年9月には販売開始見込みとのことです。

 

終わりに

ESGに取り組んでいる企業に投資したいと思っている投資家・投資機関は近年増加傾向にあるといいます。

そのような社会的信念を満たしつつ、投資活動を続けていきたいと考える投資家の方には良いETFだと思います。

ESG投資は長期的にリスク調整後のリターンを改善する効果があるとされており、「ESG投資は長期的な安定資産運用に資する。」という考え方を今回初めて学びました。

 

ひとりごと

とはいえ、私はタバコや石油関連の株を保有しており、ESGという概念からなるポートフォリオとはかなりの乖離があります。実利の面とどう折り合いをつけるかという面から考えると難しいですね…。

 

それでは、また。

 

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自己紹介


こんにちは!ザリガニです。
30代前半独身男性。東京で外資系化学系メーカーのサラリーマン(研究開発職)をしています。
主に投資・家計・資産運用に関する記事を紹介します。ときどき運動や英語の勉強なども書く雑記ブログです。
趣味は運動と旅行。山登りと筋トレ、ランニングなど。犬と猫も好き。
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