ザリガニの米国株と資産運用の日記

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投資

つみたてNISAのおすすめ銘柄を考察する話②|バランスファンドの詳細を確認する

2018/09/05 2018/09/05

こんにちは、ザリガニです。

 

今回は、前回の記事の続きです。

前回の記事では、つみたてNISAの銘柄を信託報酬や株式・債券クラスの割合に基づいて29本の投資信託に絞り込みました。(関連記事>>つみたてNISAのおすすめ銘柄を考察する話①|適格な投資信託に絞り込む

 

スクリーニングをかけてみたところ、29本のつみたてNISAの銘柄が残りました。面白いことに、この29本はいくつかのカテゴリーに分類でき、結果的におすすめに値する銘柄は各カテゴリーで限られていることが分かりました。

 

今回はその中でバランスファンドを含む、複数の指標への連動を目指す投資信託の詳細をまとめました。各資産クラスへの配分割合や対象指数、信託報酬、他社商品との違いを要約しています。

それでは、どうぞ。


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スクリーニングで残った投資信託29本のおさらい

まず、前回記事の検討から得た投資信託29本を再掲します。

スクリーニング条件の詳細は前回記事(つみたてNISAのおすすめ銘柄を考察する話①|適格な投資信託に絞り込む)を参照ください。

 

A)単一の指数連動型の投資信託(17本)

特定の一つの指数への連動を目指す投資信託は17本です。投資対象は株式のみになります。

 

B)複数の指標に連動することを目指す投資信託(12本)

こちらは複数の指標を組み合わせて運用を行っている投資信託です。

このグループには、債券やREITのカテゴリーも一部入ってきます。他にも6資産や8資産均等型などの投資信託、いわゆるバランスファンドも該当します。

 

このBの複数の指標に投資するファンド12本は、大きく5つのカテゴリーに分けることができました。

  • 日本を除く、全世界株式 (複数の指数)
  • 日本を含む、全世界株式(3地域均等型)
  • 6資産均等型(株式・債券・REIT)
  • 8資産均等型(株式・債券・REIT)
  • 日本を含む、全世界株式+債券

今回の記事では、これら5つのカテゴリーのバランスファンドについて、投資割合や連動指数についてまとめています。

 

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バランスファンドの詳細

① 日本を除く、全世界株式(複数の指数)

日本以外の全世界を対象とする投資信託として、以下の2つの投資信託が残りました。

  • SBI-EXE-i つみたて先進国株式ファンド(信託報酬:0.1155%
  • SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド(信託報酬:0.15%

両者の違いは新興国株式の組み入れ有無です。

なおこの2つの投資信託は、個別株式に直接投資するものではなく、複数のETFに投資するファンド・オブ・ファンズとよばれるものです。

 

対象インデックス

SBI-EXE-i つみたて先進国株式ファンド
  • 対象指数:FTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
    • 投資対象と基本投資割合:
      (1)シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF:55%
      (2)SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF :45%
SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
  • 対象指数:FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
    • 投資対象と基本投資割合:
      (1)シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF:50%
      (2)SPDR ポートフォリオ・ワールド(除く米国)ETF: 40%
      (3)SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF:10%

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② 日本を含む、全世界株式(3地域均等型)

3地域の株式へ均等型に投資するのバランスファンドとして、こちらの商品が残りました。

  •  三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)(信託報酬:0.15336%

対象インデックス

  • 国内株式:TOPIX
  • 先進国株式:MSCI コクサイ・インデックス(円換算ベース・ヘッジなし)
  • 新興国株式:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース・ヘッジなし)

 

③ 6資産均等型(株式・債券・REIT)

6資産均等型のバランスファンドには、2つの商品が残りました。

どちらの商品も各資産クラス(株式・債券・REIT)及び投資国(日本・先進国)に均等に6分の1ずつ投資します。

  • ニッセイ- ニッセイ・インデックスバランスF6資産均等型(信託報酬:0.17172%
  • 野村-野村6資産均等バランス(信託報酬:0.2376%

 

対象インデックス

上記2商品はどの資産クラスも共通の指数を採用しています。

  • 国内株式:TOPIX
  • 外国株式:MSCIコクサイ・インデックス(円ベース・ヘッジなし)
  • 国内債券:NOMURA-BPI総合
  • 外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)
  • 国内REIT:東証REIT指数(配当込)
  • 海外REIT:S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込、円換算ベース)

信託報酬の観点から、ニッセイのニッセイ・インデックスバランスF6資産均等型が優位であることが分かります(信託報酬:0.17172%)。18年8月末時点で純資産はニッセイ約1億円、野村で16億円弱なので、純資産という面では野村のほうが規模が大きいです。

 

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④ 8資産均等またはバランス型(株式・債券・REIT)

国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、
海外REITに投資するバランスファンドが6商品残りました。

 

下記1~4は8資産に均等に投資するタイプ、5~6は各資産クラスへ傾斜配分するタイプの商品です。

  1.   三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(信託報酬:0.17172%
  2.   大和-iFree 8資産バランス(信託報酬:0.2376%
  3.   One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)(信託報酬:0.2376%
  4.   三菱UFJ国際-つみたて8資産均等バランス(信託報酬:0.2376%
  5.   One-たわらノーロード バランス(積極型)(信託報酬:0.2376%
  6.   りそなAM-Smart-i 8資産バランス 成長型(信託報酬:0.216%

 

対象インデックス

各資産クラスに対する対象指数とその配分割合を示します。

8資産均等型はそれぞれ12.5%ずつです。傾斜配分型の割合は表内の数字で示します。

ほとんどの商品で各資産クラスの指数は共通なのですが、一部異なる指数を採用しているものもあります(※1および※2)。

※1: FTSE RAFI エマージングインデックス(円換算)
※2: JPモルガン・エマージング・マーケットボンドインデックス・プラス(円換算ベース・為替ヘッジなし)

 

基本的には、この6つの商品で採用している指数はほぼ共通です。

上記※1と※2で示している通り、新興国の株式・債券で異なる指数を採用しているものもあります。また、傾斜配分型(5と6)の海外商品は一部為替ヘッジを行っているものもあります。

こうやって横並びにしてみると、信託報酬0.17172%の eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のコストの低さが際立ちます。

 

個人的には、新興国債券の比率が12.5%も必要なのか?国内外REITで計25%も組み入れる必要があるのか?という点が気になっており、8資産均等型は及び腰になっています。

国内・先進国・新興国株式の比率が相対的に高く、債券・REITの比率を抑えられている「たわらノーロード バランス(積極型)」や「りそなAM-Smart-i 8資産バランス 成長型」も良さそうに思えます。

 

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⑤ 日本を含む、全世界株式+債券

最後に、日本を含向かい全世界の株式及び債券へ投資する投資信託を紹介します。

  •  楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(信託報酬:0.2446%

日本を含む全世界の株式に70%、全世界の債券に30%投資する商品です。

 

対象インデックス

  • 株式:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
    • 全世界の大型株、中型株および小型株を網羅する時価総額加重平均型の株価指数です。米国、欧州および日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式を含み、その数はおよそ8,000銘柄にもおよびます。
  • 債券:ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス(為替ヘッジ)
    • 日本を含む世界の投資適格債券の代表的な指数です。世界の国債に加え、政府関連債、社債および資産担保証券で構成されます。

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終わりに

今回の記事では、複数の指標への連動を目指す投資信託の詳細をまとめました。さらに各資産クラスへの配分割合や対象指数、信託報酬、他社商品との違いを要約しました。

 

今回調べてみて改めて分かったことは、各カテゴリーにおけるeMAXIS Slimシリーズの優位性です。「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というポリシーが発揮されています。

 

前回・今回の記事で、つみたてNISAの商品を特定の条件でスクリーニングを行いました。さらに、抽出された投資信託の特徴をまとめました。

次の記事で、「じゃあ自分がおすすめするとしたらどうする?」というテーマで書いてみようと思います。

 

それでは、また。

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関連記事です。

つみたてNISAの銘柄について、信託報酬や株式・債券クラスの割合などの条件を設定して基づいて絞り込みました。29本の投資信託が選択されました。今回の記事の元となった記事です。

(関連記事>>つみたてNISAのおすすめ銘柄を考察する話①|適格な投資信託に絞り込む

 

 

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30代前半独身男性。東京で外資系化学系メーカーのサラリーマン(研究開発職)をしています。
主に投資・家計・資産運用に関する記事を紹介します。ときどき運動や英語の勉強なども書く雑記ブログです。
趣味は運動と旅行。山登りと筋トレ、ランニングなど。犬と猫も好き。
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