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【参加してきたよ!】SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(第3回 iDeCo編)

こんにちは、ザリガニです。

去る12/10(月)、東京 有楽町で行われた「SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング(iDeCo編)」に参加してきました。

SBI証券の執行役員である橋本隆吾さん、三菱UFJ国際投信の常務である代田さんを始め、証券会社の方々から直接ご意見・業界の情報を聞くことができ、そしてブロガーの方々同志との交流ができた貴重な機会でした。

 

簡単に、私がとったメモの範囲から記事にまとめました。

それでは、どうぞ。

 

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はじめに:開催概要とプログラム

今回で3回目となる三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティング。iDeCo編ということで、三菱UFJ国際投信のビジネスパートナーの1社であるSBI証券との共催でした。

2018月11月にSBI証券はiDeCoの新ラインアップとして「セレクトプラン」の提供をはじめました。今回の共催には、インデックス投資家の今後の主力を占める(であろう)eMAXIS Slimシリーズがこのセレクトプランに多数選ばれたことも背景にあるようです。

開催概要とプログラムを以下にまとめました。

【開催概要】

日時:2018/12/10(月)午後7時~8時半
場所:三菱UFJ国際投信 会議室(東京 有楽町)

 

【プログラム】

  1.  SBIコーナー:iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について
  2.  MUKAMコーナー: iDeCoでの運用(コスト、ポートフォリオの検証)について  ~ イボットソン・アソシエイツ・ジャパン CIO 小松原宰明 氏 ~
  3.  対談:  ~ SBI証券 執行役員 橋本隆吾氏 × 三菱UFJ国際投信 常務 代田秀雄氏 ~
  4.  参加者との意見交換、質疑応答
  5.  懇親会(任意参加)

 

以下に各コーナーでの内容をまとめました。

SBI証券コーナー:iDeCo新プラン(セレクトプラン)の設定について

SBI証券 投信・債券部の仲岡さんより、SBI証券のiDeCo セレクトプランについての概要説明がありました。

まずはじめに、SBI証券が2005年に個人向け確定拠出年金(DC)のサービスを開始して以来の経緯について話がありました。特に大きな出来事だったのは2017年1月の確定拠出年金法の改正。この改正により、加入対象が拡大され、公務員や主婦、一部のサラリーマンもiDeCoに加入できるようになりました。

以後、SBI証券では、運営管理機関手数料の無料化や商品数の拡充(最終的に67本)など、様々なサービスを提供してきたそうです。

 

最新の情報によると、SBI証券で開設されているiDeCoの口座数は24.6万口座、iDeCo全体でおよそ20%でシェアを誇るそうです。この20%のシェアというのは、他社ネット系証券、その他証券会社、メガバンク、ゆうちょなどをすべて含むそうです。その中でiDeCoをSBI証券がリードしているということです。

のちのセッションでも語られていましたが、三菱UFJ国際投信が「SBIをビジネスパートナーとして大事にしたい」という発言にもつながっていったのだと思います。

 

話題は企業型と個人型DCの違いにも触れられました。

SBI証券 仲岡さん:企業型DCと個人型DCは性質が違う。企業型DCのもともとの由来は、福利厚生の一環。企業が拠出金でサポートすることによって、退職後の経済的支援を意図したもの。

一方、個人型DCは、資産運用によって将来の資産を増やしたい、という明確な意思をもって加入者自身が加入する性質のもの

加入者の資産運用に対する考え方も異なるであろう。この背景を踏まえると、資産形成を行いたい加入者のニーズにくみ取るためには、パッシブ型・アクティブ型、幅広いラインアップを揃える必要があると判断した。

これまではオリジナルプランとしてiDeCoの商品を提供してきたが、年が経つにつれて低コストのインデックスファンドがどんどん登場してきた。限られた本数のなかで投資家に良いものを提供すると考えた中で、業界最安方針を謳うeMaxis slimシリーズは外せないシリーズだった。

これまでの課税口座やつみたてNISAの人気ファンドの動向をみつつ、多様な投資家のニーズに応えられるように商品を揃えたつもりである。

これまでに資料請求は2万5千件ほど来ている。そのうち1万8千件ほどセレクトプランの口座の開設に繋がっている。(以上、SBI証券 仲岡さんコメント)

とのことです。

 

確かに、資産形成を行いたいという明確な個人の意思のもとにiDeCoを開設するわけですから、多様な投資家のニーズにこたえるため、ファンドをある一定程度幅広く選択するのはその通りなのかな。と思います。

一方で、一般投資家でそれほど投資に馴染みのない人たちにとって、iDeCoのファンド本数はそれでも多い、という声もあります。難しいところですね。

 

とはいえ、セレクトプランのインデックスファンドには、各指数連動型のファンドのほどんどにeMAXIS Slimをそろえ、アクティブファンドも12本提供するなど、「低コスト」と「多様性」を両立しながら選びだされた商品ラインアップだと感じます。(SBI証券のiDeCoセレクトプランの商品一覧はこちら。)

 

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SBI証券のiDeCoプラン乗り換えに伴う空白期間と運用成績の関係について ~イボットソン・アソシエイツ・ジャパン CIO 小松原宰明さん ~

SBI証券が既存のオリジナルプランに加えて、セレクトプランが選択できるようになったのは前述のとおりです。

既存のSBI証券iDeCoユーザー(オリジナルプランユーザー)は、そのままオリジナルプランとして拠出を継続するか、セレクトプランへ切り替えるかのいずれかを選択する必要があります。

ここで問題となってくるのが、セレクトプランへの移管に伴う、運用の空白期間です。

iDeCoのプランの移管には少なくとも1~2ヶ月間の期間が必要で、この期間に運用を行わなかった場合に、どれほど将来の資産に影響を及ぼすのか?という点について、イボットソンの小松原さんより説明がありました。

詳細な発表の内容は今回割愛します。(青井ノボルさんの記事に詳しいです。)

 

中身は端折るのですが、検討すべき内容の要点は、

  • 現時点におけるiDeCoの運用資産額
  • 現行のオリジナルプランと移管先のセレクトプランのファンドとその手数料
  • 今後の資金の拠出期間
  • 現在の年齢

です。簡単にまとめると、若いうち(20~30代)で運用資産額がそれほど大きくなっていないオリジナルプランユーザーは、空白期間を考慮しても、速やかに乗り換えを行った方がいいことになります。

一方で、60歳に近い人であったり、運用資産額が大きい人にとっては、乗り換えに伴う利益逸失の可能性もあるので、慎重に検討したほうがよさそうです。

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対談:  ~ SBI証券 執行役員 橋本隆吾さん × 三菱UFJ国際投信 常務 代田秀雄さん ~

次いで、 SBI証券 執行役員 橋本隆吾さんと三菱UFJ国際投信 常務 代田秀雄さんの対談が行われました。

 

各氏のコメントを以下に要約します。

SBI 橋本さんコメント:

  • セレクトプランについては幅広い投資家のニーズに応えたいという思いから、インデクス・バランス型から幅広く選択している。
  • 同種の指数に連動するファンドについては、コストが低いものを採用していかなければならない。この点で、業界最安水準の信託報酬を追求していく、というポリシーを有するeMAXIS Slimシリーズを採用していた。
  • アセットアロケーションではなく、アセットロケーション、という考え方も考慮している。たとえば、つみたてNISAではアクティブファンドのラインアップが少ない。
  • 一例として、つみたてNISAではインデックス型ファンド、課税口座では利幅の乗りにくい債券系インデックスファンドという形で投資をして、iDeCoでは、アクティブファンドでキャピタルゲインを得る、というようなアセットアロケーションという考え方もある。
  • 非課税口座の利点を活かすような形で投資家のニーズにも応えられるのでは無いかと考えている。

 

三菱UFJ 代田さんコメント:

  • 個人的には、iDecoの35本という上限は撤廃して欲しいと思っている。
  • 理由は2つ。
    ①上限がある中で、一旦iDecoに選ばれてしなうと競争が止まってしまう。競争が起こらないと言うことは投資家にとって不利益となってしまう。
    ②投資家は多種多様である。投資家の中には、例を挙げると、プロ野球選手もいれば芸能人もいるしサラリーマンもいる。それぞれの背景がある中で運用の仕方も変わってくるだろう。それぞれのニーズに応えようとすると、35本で十分か?という話にもなってくる。

 

オリジナルプラン・セレクトプランが併存することとなった理由:

SBI 橋本さん:

  • まずは低コストのインデックスファンとのニーズがとても高かった。
  • 他社の金融会社でも、2プランを有する事例があった。オリジナルプランで人気のあるものはセレクトプランでも選択できるようにした。
  • オリジナルプランを残した理由:昔からの加入者さんがいる。1000万円以上の資産を運用している人もいるし、運用指図者となっている人もいる。上昇相場にいる最中に、運用残高が大きい人がセレクトプランに移行する場合、利益を取り逃す事にもなってしまう。これらの事情を勘案して、2本の異なるプランを併存させることにした。

 

三菱UFJ 代田さんコメント:

  • iDeCoでシェア20%を取ることは本当にすごいこと。他社証券会社やメガバンクを含む数字である。
  • eMAXIS Slimとしても、ぜひともこのSBI証券のiDeCo商品ラインナップに入らないといけなかった。
  • 業界最安水準のブランド、コストをコストの最安を追求するポリシー、というものは株主への安心感に繋がると考えている。

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プラン選択について、どのような観点を持てば良いか?

セレクトプランを選択するのが良いケース:

  • オリジナルプラント比較して、コスト面などを考慮すると、こちらの方が若干ベターである。
  • 若い人や、これからiDeCoを始める人にはこちらを勧める。
  • アクティブ型も揃えている。たとえば、公務員は毎月iDeCoに拠出できる額は1万2000円である。つみたてNISAではeMAXIS Slimのインデックスファンドを積み立てる。そして、iDeCoでアクティブファンドに拠出する、というようなやり方もできる。アセットロケーションの考え方だ。

オリジナルプランを選択するの良いケース:

  • 多少コスト高な部分はあるが、セレクトプラント遜色ない商品をそろえているつもりである。
  • ある一定額程度を既に運用している人はこちらでも良いだろう。

 

ストレスフリーな投資を可能にしたい

三菱UFJ 代田さんコメント:

会社の姿勢として、売って終わり、買ってもらって終わり、というわけではない。20~30年という長いスパンで投資家のパートナーとして成果を上げていかないといけない。

絶えず、投資家に耳を傾けるのが大事である。このようなブロガーミーティングという場を設けるのもこれが理由である。このような場で得た意見を踏まえて改善をしていきたい。

投資家の意見を踏まえ、投資家がストレスを感じることなく投資を続けられるようにしていきたい。

 

参加者との意見交換、質疑応答

ブロガーミーティングの最後に、参加者からの質疑応答が行われました。

私からは2点質問しました。

1.eMAXIS Slimの全世界株式(オールカントリー)が採用される予定はあるか?

→ 現時点で残り1本増やせる枠があるが、その枠がどうなるかは分からない。残り1本の枠は総合的に判断する。eMAXIS Slimの全世界株式(日本除く)とTOPIX連動型の商品があるので、それをオールカントリーに相当する比率で運用することでご容赦頂きたい。

2. ファンドの人気について。SBI証券はどのような指標を用いて、ファンドの人気を計っているのか?

→ 毎月の購入金額、毎月の購入件数、そのファンドのページに対するアクセス数などを計っており、人気の指標としている。公式サイトでは、人気ファンドのランキングを公表しているのでこちれも参考にしてほしい。

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その他フロアからの質問

  • SBI証券のiDeCoのデメリットは受取時の選択肢が年金(5年と10年)と一時金だけで少ないと感じている。受け取り方法は今後増えていくのか。

→ これまでも要望として多くの声をいただいている。検討課題として意識している。

 

  • ファンドの数が上限の数(35本)を超えているようだが?

→ 通知上、ターゲットイヤーファンドは年度が異なっていても1本と数えて良い、というルールになっていることによる。

 

  • プランの移管に1~2ヵ月掛かる理由は?

→ SBI証券とレコードキーパーであるSBIベネフィットシステムズの2社間の書類のやり取り、iDeCoの現金化に時間か掛かっている。我々もこのプロセスタイムを短縮化するべく様々な検討を行っているが、現時点ではこれだけの時間が掛かってしまっている。

 

  • プランの移管中に現金の拠出は継続されるのか?

→ 現金の拠出は継続される。

 

  • セレクトプランに同じ指数連動型のインデックスファンドがあるのはなぜか?(eMAXIS Slim先進国株式インデックスとニッセイ外国株式インデックスファンド、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)とニッセイ日経平均インデックスファンド)

→ 投資家のニーズが高かったため採用している。

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懇親会

最後はブロガーさんたちと、SBI証券、UFJの方々たちとの懇親会でした。前半部で登壇頂いた常務や司会の人、各会社の社員さんも大勢参加されました。

業界内の裏話だったり、証券会社での働き方、投資信託の新規採用のプロセス、業界の将来など、大変有益な情報を頂くことができました。私からは企業型DCの経験や商品ラインナップ、マッチング型拠出、私の周囲の投資の状況、私個人の投資を始めたきっかけなどをお話しました。

個人的に面白かった話は、eMAXIS Slimのオールカントリーと3資産均等の2商品にまつわる意見交換でした。オールカントリーと3資産均等のいずれかに投資をする場合、将来日本、アメリカ、先進国、新興国がどのような将来のシナリオを辿るとどちらが有利なのか? 見る指標は? 自国通貨-各地域間の為替の影響は?  といった話を専門家の方とすることができました。

個人的にはオールカントリー一辺倒という思考停止の状態になっていたように思います。この議論を通じて今後調べる内容、アセットアロケーション比率、検討してみたいことがクリアになってきました。

懇親会の食べ物 ~ 写真一覧

お寿司にマカロンにワインにビール。いろいろなものをご準備頂いていました。

感謝感謝でございます。おいしくいただきました。

 

1枚目は懇親会前の軽食のサンドイッチです。2枚目以降が懇親会の写真です。

 

他のブロガーさんのレポート

これまでに本ブロガーミーティングのレポをしている方々です。各リンクをクリックするとそれぞれのブロガーさんの今回に記事に飛びます。

 

こちらは記者さんによるニュース記事です。

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終わりに

今回、投信メーカーさんや証券会社さんが企画するミーティングイベントに初めて参加しました。

ブロガー同士のオフ会やイベントとは異なり、サービス提供者側の方々と実際にお会いし、意見を交換できるのは非常にありがたい機会だと、改めて感じました。業界の裏話を聞けたり、業界の最新トレンドなどを企業の中にいる専門家に直接聞けるチャンスはそう多くありませんから。

 

今回のミーティングで、個人的には「アセットロケーション」の考え方を聞くことができてよかったと思っています。NISAやつみたてNISA、iDeCo、通常の課税口座など、投資ができる場所に多様性が出てきています。

今自分が使える非課税優遇枠はどこなのか、自分は毎月・毎年どれほど資金を準備できるのか、将来の期待リターンと許容リスクはどれくらいなのか、そういった点を考慮しながらアセットのロケーションを決めていく必要があります。

株式やETF、投資信託などを選択し、資産形成を行う上で、どの口座で何をどれくらいの金額で運用していくのか? しっかり考えていきたいです。

 

来年の1月にはファンドオブザイヤーのイベントがありますね。懇親会のチケットも入手できたので、こちらも楽しみです!

それでは、また。

 

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