投資

【業界最安水準】サクソバンク証券の米国株取引手数料が安い話|SBI、楽天、マネックス証券と比較してみたよ!

こんにちは、ザリガニです。

 

先日18年9月18日、サクソバンク証券が海外株式の取扱いを開始したことを発表しました。(プレスリリース記事はコチラ)

 

その中でも特に注目を引いたのが、取扱い銘柄数と売買手数料の安さです。

業界最多水準の銘柄数・業界最安水準の手数料体系を謳っています。

 

私にとって手数料体系は特に興味があるところでしたので、まとめてみることにしました。

 

調べてみたところ、確かに手数料体系はメジャーな他社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)より常に安く、これらの会社では10,000ドルを超えないと達成できなかったような手数料率を、4分の1の額(2,500ドル)で達成できることも分かりました。

給与からの追加投資や配当再投資を行う際、これまでよりも少額で、より効率的な投資が行えそうです。

 

それでは、どうぞ。


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サクソバンク証券とSBI、楽天、マネックス証券の比較

取扱い銘柄数と手数料

以下の表に、各証券会社の米国株・ETF取り扱い銘柄数と手数料をまとめました。

サクソバンクは、一回当たりの売買手数料が0.20%と、他社の半分以下の手数料を打ち出しています。

手数料の下限は5ドルで共通であるものの、手数料の上限は15ドルと、こちらも他社より低い水準です。

米国株式・ETGの取扱い銘柄数 売買手数料
(1回あたり)
最低手数料 上限手数料
サクソバンク証券 6,130 0.20% 5ドル 15ドル
SBI証券 約1,500 0.45% 5ドル 20ドル
楽天証券 約1,500
マネックス証券 約3,300

データ元:サクソバンク証券プレスリリースならびに
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の各サイトから(18年9月20日時点、筆者調べによる)

 

サクソバンク証券は米国株のほかにも、中国株式・ETFを約2,000銘柄、欧州株式・ETFを約3,800銘柄を取り扱っています。米国株以外の海外株式を購入したかった人も、選択肢が広がりそうです。

 

サクソバンク証券の手数料の比較

上記の通り、サクソバンク証券は他社と比較して、1回あたりの売買手数料と手数料の上限が低いです。

 

これまでSBI、楽天、マネックス証券3社は同水準の手数料であり、

  • 手数料負けしないためには1回あたりの売買を1,100ドル以上で行うのが良い

というのが一つの目安でした。

 

これがサクソバンク証券の手数料水準だと、どんな目安になるのかを調べてみました。

 

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手数料額

約定金額に応じて、手数料がどのように変化するかを図にしました。

赤がSBI、 楽天、マネックス証券の手数料推移、青がサクソバンク証券です。

  • SBI、 楽天、マネックス証券:①の部分(1,100ドル)までは手数料5ドルで一定。①~③の間は売買金額に応じて増加し、4,500ドル以上の取引だと手数料20ドルで一定となる。
  • サクソバンク証券:②の部分(2,500ドル)までは手数料5ドルで一定。②~④の間は売買金額に応じて増加し、7,500ドル以上の取引だと手数料15ドルで一定となる。

 

手数料の比率

次に、売買総額に対する手数料の比率を見ます。

今度の図も、赤がSBI、 楽天、マネックス証券の手数料率の推移、青がサクソバンクです。

  • SBI、 楽天、マネックス証券:①の部分(1,100ドル)までは高い手数料率(0.45%以上)。①~③の間は0.45%で一定。4,500ドル以上の取引だと手数料比率は下がっていく。
  • サクソバンク証券:②の部分(2,500ドル)までは売買金額に応じて手数料比率は下がっていく。②~④の間は0.2%で一定。7,500ドル以上の取引だと手数料比率は下がっていく。

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考察

以上の結果をもとに、明らかとなったことをまとめます。

  • 購入金額1,100ドルまでは、4社間で同じ手数料額・手数料率。
  • 購入金額1,100ドルを超えると、常にサクソバンク証券が手数料額・手数料率いずれも有利となる。
  • サクソバンク証券の手数料体系を活用するなら、2,500ドル以上の購入が望ましい(0.20%以下となる)。ただし、1,100~2,500ドルの間でも、他社3社よりも手数料額・手数料率は安い。
  • サクソバンク証券で手数料をより低い水準に抑えていきたいなら、7,500ドル超の額で売買を行う。
  • これまでSBI・楽天・マネックスで手数料率0.2%を達成するためには10,000ドルが必要だったが、サクソバンク証券では2,500ドル以上の水準で達成できる。

 

参考

今回の比較に用いた数値(約定代金・手数料・手数料比など)を貼り付けておきます。このデータをもとに、上記の図を作成しました。

表中の①~④の番号は、上の図の番号と一致します。

 

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終わりに

今回は新たに選択肢として加わったサクソバンク証券の手数料について考察しました。

私の場合、米国株・ETFを購入する際は3,000ドル前後で購入することが多いですから、サクソバンク証券で購入することもメリットがありそうです。

 

サクソバンク証券の手数料体系は他社3社より常に安く、これらの会社では10,000ドルを超えないと達成できなかったような手数料率(0.2%)を、4分の1の額(2,500ドル)で達成できることも分かりました。

例えば10,000ドルが手元にあったとき、2,500ドル分を4銘柄買うもよし、1銘柄を4つの時期に分散して2,500ドルずつ購入するもよし、なんてこともできます。

10,000ドルを貯めるまで達成できなかった手数料水準を2,500ドルで享受できるのですから、資金をより速いサイクルで市場に投入することもできます。

 

ただいくつか、懸念点もあります。

口座は一般口座のみ

サクソバンク証券は一般口座のみであり、特定口座に対応していません。(関連記事>>サクソバンク証券とのQ&Aあれこれ|口座の種類は?取引時や配当金受領時の両替コストは?

特定口座(源泉徴収あり)では、配当にかかる税金が源泉徴収されます。その他、証券会社が年間取引報告書をつくってくれたり、損益通算を自動で行ってくれます。非常に便利です。

一方、一般口座の場合は買付・売却約定株価ならびにその時の為替と差益、配当金額とその時の為替を自分で記録・管理し、確定申告によって税金を納付するなど、手間がかかります。

 

一般口座の管理のデメリットについては、たぱぞうさんのこちらの記事が詳しいです。

 

私はこれまで一般口座で取引を行ったことがありません。なので一般口座使用時の確定申告にどれほど労力がかかるものなのか想像がつきません。

今回を機に、1銘柄(かつ配当金の分配頻度が低いもの)を買ってみて、お試しで経験してみてもよいかなぁと思っていたりもします。

 

為替手数料について

サクソバンク証券によると、

「お客様が外国証券を買い付ける際は、買い注文が約定した時点において、その時の為替相場で外貨に転換されて取引口座の預り金残高から差し引かれます。また、お客様が外国証券を売り付ける際は、売り注文が約定した時点の為替相場で円に転換され、受け渡し決裁の完了後に取引口座の預り金残高へ加算されます。」

引用元:サクソバンク証券 海外株式の取引概要

とあります。

つまり、購入時は円貨決済で、決済時にドル転が行われるようです。なので、このドル転時の為替手数料がどのくらいなのか気になるところです。

サクソバンク証券に直接問い合わせをしたところ、「外貨と円貨の換算は弊社が定めるレートによります。両替コストは実勢レートの相場に対して最大0.2%」と回答が得られました。(関連記事>>サクソバンク証券とのQ&Aあれこれ|口座の種類は?取引時や配当金受領時の両替コストは?

 

また、このシステムだと、円高時にドルをまとめて購入しておいて、のちのち自分の好きなタイミングで米国株を買うということができないです。為替と株価を分離して購入できないのは自由度が下がりそうかな、とも思います。

 

とはいえ、いろいろ魅力的な点があるサクソバンク証券の海外株式取引です。

引き続き、情報を集めていきたいとおもいます。

それでは、また。

\サクソバンク証券で海外株口座を開設する/
サクソバンク証券

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関連記事です。

一部不明瞭だった点をサクソバンク証券に直接問い合わせしました。口座、指値注文の有効期限、決済通貨(円貨のみ)、両替コストなどについて伺いました。

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POSTED COMMENT

  1. たぱぞう より:

    サクソバンクの米株サービスがとうとうローンチされましたね~。手数料率、見やすいです。さすがざりがにさんですね!私も土曜に記事を書きますので、ご笑覧いただけると嬉しいです。ご紹介ありがとうございます。

    • ザリガニ より:

      こんにちは!
      まさかたぱぞうさんから直接こちらにコメントいただけるなんて ありがとうございます^^ グラフもうまく視覚化できたかなぁと思っています!

      サクソバンクでは、手数料体系の安さに加えて、DRIPをうまく活用できないものかと個人的にはもくろんでおります。
      たぱぞうさんのご見解記事、楽しみにしています☆ミ

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