経済

日本と世界の人口推移・高齢化についてまとめてみた話|

こんにちは、ザリガニです。

先日の記事で、日本人の平均寿命と健康寿命について記事にしました。

いろいろとデータを調べていくうちに、今度は日本・世界の将来の人口推移や高齢化率について気になったので調べてみました。

 

それでは、どうぞ。


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日本の人口の推移

まず長い長い歴史のスパンで見てみます。

日本の総人口は、1800年代後半の明治維新以降、戦時を経て急速に増加し続けました。

日本の人口が最大となったのは2004年の12月です。このときおよそ1億2800万人でした。その後日本の人口は減少に転じ、今後は減少し続けると見込まれています。

2046年には人口1億人を割り、今後80~90年の時間を経て、100年前(明治時代後半)の水準である4000~5000万人に戻っていく可能性が言われています。この変化は、千年単位でみても、世界各国と比較しても類を見ない、極めて急激な減少です。

引用元:国土交通省 「国土の長期展望」中間とりまとめ 概要

 

 

世代別の人口と高齢化率

日本の総人口は、2017年10月1日現在で、1億2,671万人です。

総人口のうち、65歳以上の人口の割合のことを「高齢化率」と呼びます。2017年時点での高齢化率は27.7%でした(65歳以上人口:3,515万人)。

「若年人口」は0~14歳の者の人口、
「生産年齢人口」は15~64歳の者の人口、
「高齢人口」は65歳以上の者の人口

データ引用元:国土交通省「国土の長期展望」中間とりまとめ より作成

上図をみてわかる通り、生産年齢人口と若年人口の数・割合は減少し続けると見込まれています。

 

高齢化率の上昇

日本の高齢化率は、1950年には総人口の5%に満たないものでしたが、1985年に10%を超え、さらに、2005年には20%を超えました。高齢化率はその後も上昇を続け、2017年10月1日現在、27.7%に達しています。

若年人口および生産年齢人口の割合は減少し続け、2050年では若年人口は約9%、生産年齢人口は約52%と推計されています。日本人が10人中いたら、そのうち子どもはわずか1人という割合になります。大丈夫か日本…。

データ引用元:国土交通省「国土の長期展望」中間とりまとめ より作成

 

高齢化が進む原因は大きく分けて2つです。

①平均寿命が延び続けていること、②出生率の低下です。

 

出生率の低下

「合計特殊出生率」とは、1人の女性が生涯に産むことが見込まれる子供の数を示す指標です。

1950年では出生率はなんと3.0を超えていました。1947~1949年がベビーブームの世代です。いわゆる「団塊の世代」ですね。出生率が2.0を割り込んだのは1975年のとき。以後も出生率は低下を続けます。

1950~1975年の間に、急激に出生率が低下した年があります。これは「丙午(ひのえうま)」だった1966年のことです。

2005年を過ぎた頃からはほぼ横ばいで、出生率はおよそ1.2~1.3の間で推移しています。

ちなみに、もし日本の人口を2050年では1億人、2100年においても約9,000万人で維持させるためには、出生率を2030年ごろまでにフランス並みの水準である2.0に上げないと達成できないと言われています(移民などの人口増加政策は除く)。

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世界の高齢化率

日本では高齢化が進む一方で、世界に目を向けてみるとどうでしょうか。

以下に、世界各国の高齢化率の推移を示した図を示します。日本は欧米諸国と比較しても、アジア諸国と比較しても高齢化が高く、急速に進んでいる国だということが分かります。世界各国で差はあれど、高齢化はどの国でも進んでいきます。

 

世界各国の人口の変化

国連が発表しているデータで、各国の今後の人口を推定した情報がありました。2015年、2050年、2100年の3時点における上位10ヵ国の人口をまとめました。

今後2100年にかけて、中国とインドが1~2位に位置し続けることが分かります。アメリカも常に3~4位を維持しています。

日本は2015年時には第10位(1.28億)にランクインしていますが、その後ランク外となります。日本は2050年で0.95億人、2100年で0.48億人と推計されています。

データ引用元:国連 World Population Prospects; The 2017 Revision 中位推計

2050~2100年にかけて目を引くのは、アフリカ勢の台頭です。

2050年ではナイジェリア、コンゴ、エチオピアがランクインします。2100年ではこの3国に加え、タンザニアとウガンダが加わります。

 

大陸別の人口推移

アフリカ勢の台頭が気になったので、さらに大陸別で人口をまとめてみました。

データ引用元:国連 World Population Prospects; The 2017 Revision 中位推計
ラテンアメリカは中央アメリカ、南アメリカ、カリブ諸国を含む

2055年には世界人口が100億人を超すことが予想されています。

アジアに中国とインドが含まれるため、アジアの人口の割合が大きく見えるものの、アフリカの人口の伸びは特筆すべきものがあります。2015年→2050年→2100年にかけてそれぞれ2倍前後の成長率をみせています。

2015年、2050年、2100年いずれの時点においても、世界人口に占めるアジアとアフリカの割合は75%を超えます。将来アフリカが占める割合は更に上昇していきます。

 

終わりに

日本においては超高齢化社会が進行しています。人口減少とりわけ若年及び生産年齢人口の減少が、日本の経済成長にどのような影響を及ぼすのか、今日ではさまざまな議論がなされています。高齢化と人口減による社会保障負担の増大はその代表例です。

「人口と経済成長の増減は必ずしも一致しない」という考えもあるものの、やはり労働人口の増加は経済成長の原動力の一つであることに間違いはないと思います。

人口と高齢化という観点から経済を捉え、経済成長が見込まれる国・地域への投資ストーリーをどう描くのか。中国やインド、新興国への投資を考えるきっかけにしたいと思います。

 

それでは、また。

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関連記事です。日本人の平均寿命と健康寿命についてまとめた記事です。

 

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ザリガニ
本サイトの管理人・運営者のザリガニです。 東京で外資系化学系メーカーのサラリーマン(研究開発職)をしています。 主に投資・家計・資産運用に関する記事を紹介します。ときどき運動や英語の勉強なども書く雑記ブログです。 趣味は運動と旅行。山登りと筋トレ、ランニングなど。犬と猫も好き。




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