お金のこと

つみたてNISAやNISAの口座は他の証券会社へ変更可能!

こんにちは、ザリガニです。

前回の記事で、楽天証券において楽天カードで投資信託の積立購入が可能となり、積立額の1%にポイントが付与されることを記事にしました。

 

投資信託の積立購入の1%がポイント付与されるということで、多くのインデックス投資家の方が手を伸ばすのではないかと想像します。

 

もともと楽天証券で特定口座、一般口座、NISA口座、つみたてNISA口座を持っていた人は、このポイント付与のメリットを何の問題なく享受できます。

他の証券会社をメイン証券会社として使用しており、特定口座や一般口座を利用している人は、楽天証券でも口座を開いて、以後楽天証券で積み立て投資信託の活用をすればよいでしょう。

 

気にかかってくるのは、他の証券会社でつみたてNISA口座やNISA口座を既に開設・利用していた人です。

私もその1人で、SBI証券でつみたてNISAを行っています。

そんな人たちが、楽天証券にNISA/つみたてNISA口座を変更できるのか? クレジットカード決済によるポイント付与を得ることができるのか?

 

それが今回のテーマです。答えとしてはYesです。

内容の詳細と留意点についてまとめました。

それでは、どうぞ。

 


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NISA/つみたてNISAの証券会社の変更は可能

NISA/つみたてNISA口座を一度どこかの金融機関で開設していたとしても、後日変更することが可能です。

日本証券業協会が回答しています。詳細はこちらのページのQ32~Q37を参照してください。

おさえておきたい部分の概要を下記にまとめました。

 

金融機関を変更することができるのは年単位

特に注意しておきたい点は、金融機関を変更することができるのは年単位、というところです。

ポイントは2つです。

  1. 金融機関の変更をする場合、変更したい年分の前年の10月1日から変更したい年分の属する年の9月30日までに変更手続きを完了する必要があります。
    • 例をあげます。2019年分のNISA/つみたてNISA口座を変更する場合には、2018年の10月1日から2019年の9月30日までに変更手続きを行う必要があります。
  2. 変更したい年分の属する年の1月1日以降、変更前の金融機関のNISA口座で買付けがあった場合には、その年分については金融機関を変更することはできません。
    • 例をいくつかあげます。
    • 今年2018年中にNISA/つみたてNISA口座を変更したい
      • 既に2018年のなかでNISA/つみたてNISA口座で買い付けを行ってしまった。この場合は2018年中に金融機関を変更することはできません。
      • NISA口座を保有していたものの、2018年はその口座でまだ一度も買い付けを行っていない。→この場合は2018年9月30日までに変更手続きが完了していれば、以後2018年のNISA/つみたてNISA口座での買付が可能です。
    • 2019年にNISA/つみたてNISA口座を変更したい
      • 2019年1月から買い付けを開始できるようにしたい場合は、2018年10月1日から2018年12月31日までに変更手続きを完了しておく。
      • もし、旧口座で2019年に1度でも買い付けを行った場合、2019年中の金融機関の変更はできず、次回の変更のチャンスは翌年2020年時となる。

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金融機関の変更手続きについて

金融機関を変更するための手続きは以下の通りです。

  1. 変更前の金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」を提出し、「勘定廃止通知書」の交付を受ける。
  2. 変更しようとする金融機関に対して、「非課税口座開設届出書」に、上記1の「勘定廃止通知書」を添付し提出する。

ネット系の証券会社であれば、Q&Aページの検索窓に「NISA 金融機関 変更」などと入力すれば、実際の手続きの流れを知ることができます。

 

NISA/つみたてNISA口座をもとの証券会社に戻すこともできる

たとえば、A証券からB証券にNISA口座を変更した場合、再度A証券へNISA口座を戻すことも可能です。そのかわり上述のように、金融機関の変更を行えるのは年単位ということに注意が必要です。

2018年はマネックス証券、2019年は楽天証券、2020年は再びマネックス証券、なんてことも可能ということです。

他社が楽天証券以上に魅力的なサービスを打ち出してきた場合でも変更可能ということはありがたいですね。

 

証券会社を変更した場合であっても、最長20年間、非課税の適用が受けられる

たとえ証券会社を変更したとしても、つみたてNISAの場合、旧口座で買い付けた分についても最長20年間分配金や売買益に対する非課税の恩恵を受けることができます。

 

旧口座で買い付けた金融商品を、新口座に移管はできない

例えばSBI証券のNISA/つみたてNISAで買い付けた金融商品を、楽天証券に移管することはできません。SBI証券で引き続き保有し続けることになります。

 

この場合、形式上SBI証券と楽天証券にNISA/つみたてNISA口座が重複している状態となります。

しかしながら、新証券会社に「非課税口座開設届出書」と「勘定廃止通知書」を提出するプロセスで、税務署によるNISA/つみたてNISA口座のチェックが行われています。その中で「以後のNISA口座の買付は新証券会社の口座で行われる」という情報が税務署へ届けられますから、複数の口座を持っていたとしても、NISA/つみたてNISAとして買付が有効な口座は1つだけということになります。

 

NISA口座についてはロールオーバーができない

上述の移管の話とも関連しますが、NISA口座を乗り換えると、旧口座から新口座へのロールオーバーはできません。

なお、つみたてNISAではロールオーバー自体の制度がありませんから、こちらの心配は不要です。

 

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楽天証券乗り換えへのデメリット

楽天証券のクレジットカード決済によるポイント付与サービスを目的に、証券会社を乗り換えるとします。

 

デメリットとしてはどのようなものが考えられるでしょうか?

  • 複数の証券会社、口座を管理することの手間が生じる。合計額の計算が面倒になる。
    • もともと1口座で管理できていたものが複数となってしまいます。マネーフォワードなどの一括管理型のアプリを利用すれば、資産管理・運用額の把握という面ではある程度解決できると思います。
  • 楽天のクレジットカードを保有していない人は、カードの発行も必要。
  • クレジットカードの管理面から、発行枚数の限度を決めている人などもネックになるかもしれない。

という点でしょうか。ポイント獲得と、管理・手間・デメリットを天秤にかけて判断することになります。

 

また、完全な憶測ですが、

  • 他社(SBI証券やマネックス証券)がもし楽天証券と同等またはそれ以上のサービスを提供し、既存の顧客有利なサービスを提供する可能性があるかもしれない。たとえば、「つみたてNISAを継続して自社口座で何年運用した人には○○ポイントサービス」、とか。

本当に完全な妄想ではあるのですが…。ないとは言えないかなぁと。

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終わりに

今回は、NISA/つみたてNISA口座を事後的に他の金融機関へ変更できること、変更する場合の手続き、考慮すべき点についてまとめました。

 

今回の楽天証券のアナウンスによって、多くの人が楽天証券への動きをとるのではないかと思います。

2019年1月から買い付けを開始できるようにしておくためには、2018年10月~12月中の変更手続きが必要となります。

厳密に言うと、2019年1月の積立買付を行うためには、2018年12月12日までに積立購入設定を完了させておく必要があります。

 

今後1ヵ月間、9月にかけて他社から何かしらのアナウンスはあるのでしょうか?

期待しながら待ってみたいと思います。

 

それでは、また。

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関連記事です。

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ザリガニ
本サイトの管理人・運営者のザリガニです。 東京で外資系化学系メーカーのサラリーマン(研究開発職)をしています。 主に投資・家計・資産運用に関する記事を紹介します。ときどき運動や英語の勉強なども書く雑記ブログです。 趣味は運動と旅行。山登りと筋トレ、ランニングなど。犬と猫も好き。




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