長期投資のリスク管理に!|世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました

こんにちは、ザリガニです。

今回の記事は、NightWalker氏の「世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました」を読了したので、その感想と学びをまとめてみたいと思います。

リスク管理、分散投資そして積立投資の継続の重要性を改めて学びました。

それでは、どうぞ。

 


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はじめに

インデックス投資を中心に資産運用を行っていたNightWalker氏ですが、勤務先の早期退職制度をきっかけにアーリーリタイアを決意されます。もともとアーリーリタイアを目的に投資をしていたわけではないという氏ですが、早期退職制度を上司から仄めかされた際、いろいろ検討してみたら意外となんとかなりそうだった。ということでアーリーリタイアを実現されてしまいます。

アーリーリタイアを実現できたその背景となっていたのが、以下の3つのポイントです。

  • 積立を継続していたこと
  • 無リスク資産をしっかり保有していたこと
  • 収入を得るために働いていたこと

 

リスク管理

本書を読んだ全体的な印象として、リスク管理についての説明が厚いという感じを受けました。

  • 自分自身にとって最適なリスクを取り続ける
  • リターンを先に、ではなくリスクを先に考えて資産配分を決める
  • リスク資産と無リスク資産の比率とリバランス
  • リスク許容度、リスク資産をどのくらいにするか
  • キャッシュ比率を明確にする
  • 資産運用については、儲けようではなく育てようという意識で臨む

また、積み立てNISAの登場により「低コストのインデックスファンドの積立長期投資」の環境が整えられ、「インデックス投資をはじめない理由を投資環境のせいにできなくなった」と述べています。

他にも、リスク管理について以下のようなポイントが述べられています。

  • 悲しみに暮れる前にすべき4つのこと
  • 暴落をやり過ごす7つの知恵
  • 自分にとってのリスクの「適温」を知るための2つのコツ
  • 著者が暴落をやり過ごせた3つの理由

氏が2000年から投資を始めてアーリーリタイアするまでの15年間、市場の暴落を乗り越えながら継続投資をしてきたエッセンスが詰まっています。

 

出口戦略と資産活用期

氏はすでにアーリーリタイアに入っていることから、出口戦略と資産活用期の説明も丁寧です。

アーリーリタイアあたって自己資産と年金との兼ね合いは特に気になるポイントだけに、このような実践例は参考になります。

アーリーリタイアに関する観点3つの判断基準

  • 年金は足りるか
  • 生活費は足りるか
  • 老後の運用資産は確保できるか

出口戦略

  • 資産配分の見直し
  • 資産のリスク許容度を一定に保つ
  • 定率での取り崩し

本書を読んで意外に思ったのは、「資産活用期は思ったよりも長い。下手をすると、資産形成期よりも長かったりする」という点でした。確かに25〜55歳の30年間をサラリーマン時代とすると、更にプラス30年で85歳。55歳より早くリタイアすると資産活用期の方が長くなりそうです。

アーリーリタイア後に暴落が来た場合のシナリオも書かれています。資産運用を続ける場合と、貯金だけを取り崩していく場合とが比較されており、こちらも参考になります。

 

今後調べてみたいこと

効率的フロンティアについて

  • 効率的フロンティアの表(123ページ)、24%と26%のリスク差はどれくらいのインパクトがある? -2σ〜-3σでのインパクトは?100, 1000, 5000万の資産額だとどれくらいの資産変動になる?
  • 縦軸の収益率差が1.4%、横軸のリスク差が2.5%で曲線が描かれている。期待収益率を1%下げつつ、2%超のリスクを落とす意義とは?

分散効果の考え方

  • 分散効果の考え方は分かる。でも、銘柄aと銘柄bの株又は株式と債券の相関関係をどう評価すればいいのかわからない。一時点? 時系列?じゃあどうやって?
  • 例えば、ある一定の期間におけるaとb株の株価終値を縦軸横軸としてプロットし、相関関係を見れば良いということ?

(18年7月6日追記)

なんとNightWalkerさんご本人より、お勧めの本を紹介いただきました。ありがとうございます!

 

興味の範囲で知ってみたかったこと

  • 個人的な興味としては、
  • 実際の資産推移
  • 投資してきた具体的な銘柄とその変遷

も知りたかったかなと思います。

ただこれは完全に好奇心の範囲ですね。ただ、ひとつのベンチマークとして見てみたい気持ちもあるんですよね。特に氏は所帯持ち、二人の息子、持ち家購入と、多くののライフイベントを経験されていますから、どのように資産を形成されたかの情報も見てみたかったなと思っています。

とはいえ、そもそも氏本人も「他人のケースは参考にならない、大事なのは自分の家族と自分がどうなのか、であり、モデルケースで考えても意味がない」と述べています。

具体的な資産や銘柄の詳細は本書では触れられていないものの、それ以上に有用な情報が多く提供されていると思います。

 

自分の投資にどう活かす?

  • ポートフォリオの資産配分率を決めること
  • 合わせてキャッシュの比率も決める

本書の中で「ポートフォリオは金額でなく比率でみる」とあります。やはり積立継続投資を続けるにはここを決めないとです。

投資方針を明文化しようかな。。

 

終わりに

アーリーリタイアのブログを読んでいると、独身男性の方が多く見受けられます。(私の個人的な印象です)

一方でNightWalker氏は、奥さんと息子二人という世帯、かつ息子さんの大学費用の工面済、マイホーム購入という背景でありながら、アーリーリタイアを実現されたとのことですから本当に恐れ入れます。早期退職制度という黄金の羽根があったとはいえ、アーリーリタイアという結果を迎えられたのも、それまでの運用・積立経験があったからこそだと述べています。

水瀬ケンイチさんの著書でも、暴落時に積み立て投資を続けてこれたことが大きな成功要因だったと述べています。

暴落時にも耐えられるようリスク管理をすること、その最中にも積み立て分散投資をすることの常用性が窺い知れます。

 

終わりに2

NightWalker氏のブログでは、本書の書評を書いたブログを紹介頂けるとのことです。

今回は、他の方の書評を一切見ずにこの記事を書きました。他のブロガーの方がどんな感想を持ち、どこに目をつけ、どんな解釈をしたのか、私も楽しみにしています。

 

最後に、本書の言葉で1番印象に残った部分を引用して終わります。

インデックス投資は、投資に時間をかけないですみます。インデックス投資という選択は、空いた時間の使い方こそが、本当の投資の部分なのです。ぜひ、インデックス投資でできた時間を使って、本当にやりたいこと、ライフワークと言えることを発見する別の意味での投資にチャレンジして見てはいかがでしょうか。

出典元:NightWalker氏の「世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました」

 

それでは、また。

 

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バフェット太郎氏の書評です。こちらは約1ヶ月前に発売されました。

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ザリガニ
本サイトの管理人・運営者のザリガニです。 東京で外資系化学系メーカーのサラリーマン(研究開発職)をしています。 主に投資・家計・資産運用に関する記事を紹介します。ときどき運動や英語の勉強なども書く雑記ブログです。 趣味は運動と旅行。山登りと筋トレ、ランニングなど。犬と猫も好き。




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