経済的自由

経済的自由を達成する話②:ザリガニの夢の実現コスト

こんにちは、ザリガニです。

前回の記事では「夢の実現コスト」について紹介しました。

今回の記事では、この考え方に基づいて私ザリガニならばどうするか?を考えます。

 

検討項目は次の2点です。

  1.   「夢の実現コスト」(経済的安定や経済的自由にかかるコスト)を計算・把握する。
  2.   「夢の実現コスト」を賄うのに必要な資産運用計画を立てる。

今回は①の「夢の実現コスト」を計算する過程を示します。皆さんも同じように数字を当てはめていくことで実現コストが算出できます。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

それでは、どうぞ。

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ステップ1 ゴールとする経済的レベルの定義を知る

前回の記事で、5段階の経済レベルを紹介しました。

  1. 経済的安定:「生活費の心配」をしなくていいレベル
  2. 経済的活力:「プチ贅沢費」の半分が働かなくても払えるレベル
  3. 経済的自立: ライフスタイルを維持するために働く必要がないレベル
  4. 経済的自由:「理想のライフスタイル」を苦もなく実現できるレベル
  5. 完璧な経済的自由:いつでも欲しい物が何でも買え、やりたいことが何でもできるレベル

「世界のエリート投資家は何を考えているのか」の著者、アンソニー・ロビンズ氏は、この中から自分が達成したい3つのレベルを選択し、それを短期・中期・長期別の3つのゴールとして設定するように勧めています。

 

私は各レベルの費用を算出してみたかったので、とりあえず「経済的安定」、「経済的活力」、「経済的自立」、「経済的自由」の4つすべてを算出してみることにしました。

ちなみに著者は、「完璧な経済的自由まで到達できる人は稀」と言っており、「常識を超えた大きな夢が見られ、その実現コストを知りたい人にだけ考えてもらっています」とあります。ですので、私は「完璧な経済的自由」の算出は行いませんでした。

ステップ2 各経済レベルの費用を算出する

それでは、各経済レベルの費用を算出していきます。

 

経済的安定

経済的安定とは、生活費に関わる5つの費用を賄えるレベルです。すなわち、①家賃・住宅ローン、②食費・雑費、③水道光熱・通信費、④交通費、⑤保険料のことです。

私の場合これらの費用について、家計簿の過去3年程度の値を参考にしながら以下のように設定しました。東京で現在の会社員生活を行う前提での費用です。

家賃 80,000
食費 20,000
雑費 10,000
光熱通信費 12,000
交通費 5,000
医療・保険料 3,000
130,000
  • 家賃・住宅ローン…東京に一人暮らしとして設定しました。会社の補助等がなく、全額自己負担する設定です。
  • 食費・雑費…食費として2万円を計上。雑費には日用雑貨費、散髪代、肌着・下着等の最低限の衣料費の月額分として計上。
  • 水道・光熱費と通信費…それぞれ6000円ずつ、計1.2万円を計上。
  • 交通費…通勤定期外の交通費として5000円を計上。
  • 医療・保険料…医療費の積み立て用として3000円を計上。薬代や歯科検診、病気になったときの費用をプールするものです。保険は現在加入していないので、保険料は計上しませんでした。

ということで、私に必要な経済的安定コストは13万円/月(156万/年)であることが分かりました。こうしてみると、やはり家賃の割合が大きいですね…。

 

次のレベルの「経済的活力」に進む前に、「非常時用ファンド」も計算しておきます。「非常時用ファンド」とは、病気や解雇、不況などが原因で収入が突然ストップしてしまったときに備えておく費用のことです。「経済的安定」コストの6~12ヶ月分が目安です。

とりあえず、12ヶ月分を用意しておくとして、

  • 経済的安定コスト 13万円 × 12ヶ月分 = 156万円

なので、切り上げて計160万円とすることにします。

私に必要な非常時用ファンドの額は160万円となりました。

 

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経済的活力

「経済的活力」とは、働かなくても「プチ贅沢費」の半分が払えるレベルです。

すなわち、「経済的安定」の上に少し贅沢をする余裕がある、ということです。毎月の衣料費や娯楽費、外食費、飲み会、ジムの会費、ゴルフ代といったプチ贅沢項目に関するものです。これらのプチ贅沢費の半分を働かなくても生涯払えるとしたら、というのが定義です。

私の場合の費用は以下のように設定しました。東京で現在の会社員生活を行う前提での費用です。これまた過去の家計簿の実績値(月あたり並びに年間あたり)を参考に設定しました。

  月額
あたり
月額の
半分
年間
あたり
年間額の
半分
衣料費 1 0.5 12 6
外食費・交際費 2.5 1.25 30 15
趣味娯楽費 1 0.5 12 6
その他贅沢費 1 0.5 12 6
旅行費 2 1 24 12
7.5万 3.75万 90万 45万

 

  • 衣料費…服や靴代として1万/月(年額12万)を計上しました。
  • 外食費・交際費…2.5万/月(年額30万)を計上しました。
  • 趣味娯楽費…1万/月(年額12万)を計上しました。名前の通り趣味娯楽の費用です。ジムの費用だったり、運動に使う費用、山登り費用などなど。
  • その他贅沢費…1万/月(年額12万)を計上しました。新しいことにチャレンジしたいとき、何か物入りになったときの費用として計上しました。それほど大きな意味があって設定したわけではないです。
  • 旅行費…年額24万円と考えて計上しました。長めの海外旅行だと1回分、あるいは国内旅行(帰省含む)1~2回+近距離・短日程の海外旅行1回分と考えて計上しました。

 

前項で計算した経済的安定コストは13万円/月(156万/年)であること、「プチ贅沢費」の半分に要する費用が3.75万円/月(45万/年)であることから、私に必要な経済的活力コストは16.75万円/月(201万/年)であることが分かりました。

 

経済的自立

「経済的自立」とは、現在のライフスタイルを維持するのに必要な額です。

これを貯蓄と投資から得る配当や利子だけで、必要経費を全てまかなえるようになれば、働く必要が全くない真の経済的自立を意味します。「セミリタイヤが可能になってくるレベル」と言い換えてもよいと思います。

経済的活力の項では、私の経済的活力コストは3.75万円/月(45万/年)となりました。これは「プチ贅沢費」の半分について、働かなくても払える額を示します。すなわち、この「プチ贅沢費」の全額が働かなくても払える額はその2倍、7.5万円/月(90万/年)となります。

経済的安定コストと経済的活力コスト*2を足すと以下のようになります。20.5万円/月(246万/年)という数字が出てきました。

経済的安定コスト 13万円/月 156万/年
経済的活力コスト×2
(プチ贅沢費の全額)
7.5万円/月 90万/年
20.5万円/月 246万/年

この20.5万円/月(246万/年)という数字を過去の家計簿の実績と比べてみました。貯蓄・投資用の資金を除いた支出額をみてみると、おおよそ20~23万/月(年240~276万/年)くらいの間に収まっており、今回計算された20.5万円/月(246万/年)とおおよそ一致します。

「経済的自立」とは、現在のライフスタイルを維持するのに必要な額です。本項の計算で20.5万円/月(246万/年)という値が算出されましたが、若干心もとないかなと思うところがありました。突然の出費に対応すること、心の安心代、そして計算を一部簡単にするということで、少し上乗せをして、25万円/月(300万/年)を経済的自立コストと設定しました

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経済的自由

さあ、あとは経済的自由の設定です。

「経済的自由」とは、現在のライフスタイルを維持した上で、働くことなしに大きな贅沢品をいつか購入できること、もっと自由なライフスタイルを送れることを意味します。

「経済的自立」の達成によってもう働かなくてよくなるわけですから、あとは個人的に何をしたいかで金額を設定すればよいです。夢があるだけ書き出せばよいです。

私は以下の項目を設定しました。

費用 年額
海外旅行費(年4回分) 50万/回 200万/年
国内旅行・いろんな経験代(年8回分) 10万/回 80万/年
280万/年
  • 海外旅行費…4半期に1回くらいの頻度で2~4週間程度旅行をしたいです。バックパック旅行をすることもあれば、時にはビジネスクラスで移動してみたり…?
  • 国内旅行・いろんな経験代…いろんな地域をぶらぶらしたいなと思っています。山小屋に泊まってみたり、南の島でぼーっと過ごしてみたり。車やバイクを借りて、北海道をめぐってみたり。行く先々でおいしいものを食べたり。

あまりパッとしない項目でスミマセン…。私はあまり物欲・所有欲がありません。どちらかというと、経験・体験を豊かにしたいと考える傾向があります。

両親を連れて旅行したり、おいしいご飯を食べたりなんかもしたいですね。両親ともに65歳を超えてきているので、経済的自由を達成せずとも毎年していきたいなと思います。パートナーができればもっと楽しいなと思いますが、それはまた次のステップということで…汗

 

経済的自由のための費用は、個人の嗜好・価値観に応じて書けるだけ書いてみるとよいと思います。車を買いたい、家を買いたい、ペットに囲まれてくらしたい!などなど。夢の部分ですので!(私の場合、意外とそんなに出てくる項目がなくてびっくりしましたが…。これはこれでやばいと思っていたりします…汗)

人生でやりたいことリストをつくってみるのも良い方法だと思います。私も作ってみました。

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閑話休題。

以上より、経済的自立コスト25万円/月(300万/年)に上乗せすべき費用は280万/年と分かりましたので、その合計は48.3万/月(580万/年)となります。ここも計算上、イメージしやすい額として数字を丸めます。ということで、私の経済的自由に必要な額は50万/月(600万/年)と設定しました。経済的自立に必要な額のちょうど2倍になりました。わかりやすいですね。

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まとめ

これまでの項で「経済的安定」、「経済的活力」、「経済的自立」、「経済的自由」の4つのコストを計算してきました。その結果を以下にまとめます。

  月額コスト 年間コスト
経済的安定 13万 156万
経済的活力 16.75万 201万
経済的自立 25万 300万
経済的自由 50万 600万

これが私ザリガニの夢の実現に必要なコストとなります。

 

おわりに

今回の記事では、「夢の実現に必要なコスト」に関する計算の過程を紹介しました。

 

経済的活力、経済的自由のあたりの要素を考えることはとても大事なことだと思います。この辺りを考えることは個人の価値観が現れてきますし、将来どんなことをして過ごしたいのかを映す鏡になると思います。自分がワクワクすることを思い描きながら数字に落とし込むことは楽しい作業ですよね。

 

とりあえずやってみたいことを書き出してみて、それぞれの経済レベルに必要なコストを計算してみるとよいと思います。

私の場合、東京で一人暮らしという前提で計算を行いました。住む地域や、持ち家か賃貸かなど、さまざまな要素で費用は異なってきます。更に、夫婦だったり子供がいたりするとなるとまた額がずいぶん変わってくると思います。個人の夢も違いますから、計算結果は千差万別です。

ですので、一回計算をしてみて、計算用のフォーマットを作ってしまうのをお勧めします。ライフステージが変わるたびにその都度修正すればよいことですから。

 

次回の記事では、この「夢の実現コスト」の達成に向けて必要な資産運用計画を紹介します。

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関連記事です。

「夢の実現コスト」にまつわる、経済的安定、経済的活力、経済的自立、経済的自由の言葉を説明した記事です。

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もともとは、こちらの書籍を参考にしました。

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